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トンカンカム市場 [ラオスでのおしごと]


GWの終了と共に出発し、約8ヶ月ぶりにビエンチャンに来ています。

水かけ祭りも終わり、暑さのピークも過ぎてるはずなのに、今年は(も?)雨季の訪れが遅く、温度が下がる気配を感じられません。っていうか、昼間は物凄い暑さです。

 

今回は3週間強の滞在の予定なのですが、同居人がラオスに来てまして、2週間ほどビエンチャンで休暇を楽しんでいます。もちろん、わたしは仕事で来てるので、毎日8~17時までオフィスで仕事しています・・・。う・・・、世の中の不条理を感じる(涙)。

プールに行ったり、サイクリングしたりして、日増しに黒くなる同居人。滞在1週目にして遂に「Do you speak English?」とバックパッカーに尋ねられているそうです。既に日本人の風貌を脱ぎ捨て、別のエア国籍を取得したみたい(笑)。

 

平日は勝手に遊んでいてもらいますが、週末は少し家族サービスをしないと・・・(あぁ、わたしって世の中のサラリーマンお父さんの気持ちが痛いほど分かる(笑))。 ということで、ビエンチャンの北にあるトンカンカム市場へ行ってきました。通常の食料品は市内のスーパーで事足りるのですが、同居人もいるし、フルーツシーズン到来なので出かけてきました。

 

ビエンチャンの台所、トンカンカム市場(↓)。東京で言うなら築地市場。例えが大きすぎか・・・(笑)。 お昼近かったので、活気は抑え気味。

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野菜、果物、お肉、お魚がずらりと並んでいます。お魚セクションは朝のうちに終了。お肉を買うのはちょっとハードル高いので、わたし達は無難に野菜・果物あたりをぶーらぶら。

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残念ながら、ライチはあまりなく(もう1週間先かなぁ)、マンゴー、ランブータン、ドラゴンフルーツ等、南国の果物が並んでました。 市場のお姉さんに、身振り手振りで食べごろの物を選んでもらい、マンゴーとパッションフルーツとアボガドを購入。

実はパッションフルーツに目の無いワタクシ。あの酸味と、種のパリパリ感が大好きなのです♪ ジャムもパッション味がスキ。

日本のものは表面が深い赤紫ですが、ラオスのは桃色、ちなみにウガンダだと黄色でした。どこの国のパッションも割るとちゃんと黄色の果肉が出てきます。ビタミンCを取ってる~!て感じがたまらんデス。

 

同居人は何故か市場の人が野菜を入れたりするときに使う、ビニールシートで出来たカバンを探し求めていましたが、 わたしはあまり(全然?)興味が無く、市場の人たちが使う市場籠の写真を撮ってました(爆)。アド街的に言うなら、「市場籠コレクション」です(笑)。

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結構使い込んでる風ですが、一人のオジサンは一生懸命洗っていたので、大事に使っているようです。わたしも、築地市場の人が持ってる市場籠が欲しい~~~~!サザエさんみたいに買い物したいのだぁ!←謎の叫び。

 

アパートから市場までは自転車で10分くらいでしょうか。今までは行くのが面倒だと避けていましたが、やっぱり街中のスーパーでは買えない果物等を買いに行くのはいいかなぁ。 特にパッションフルーツ(笑)。

 

 


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ナイルの源流 [ウガンダでのお仕事]


帰国までもう少しとなりました。

ウガンダでの就労ビザを取るためにパスポートをかなり前(3週間以上前)に提出したのをすっかり忘れていました。そういや、まだ戻ってきていないな~と今頃気づきました。ローカルスタッフに確認してもらってるのですが、お国柄なのか、かなりのんびり構えているご様子。無事に帰国できるか、乞うご期待(笑)!

 

こちらにきてからというもの、安全上の理由もあって(日本から持ってきた宿題も山積みで)週末は引きこもっていたのですが、たまには息抜きしに、カンパラの東、ビクトリア湖のほとりにあるジンジャ(Jinja)まで出かけてきました。

ジンジャまでは車で2時間半くらい、ケニヤの国境とカンパラの丁度中間あたりにあります。ここに行くと、ナイル川の源流(Source of the Nile)を見る事ができるというので、期待を胸に(?)向かいました。

実は2000~2003年までエジプトのカイロで仕事をしていたこともあり、ナイル川とのおつき合い(?)はその時から。世界の4大河川と言えども、ナイル川を眼下に見下ろすホテルで延1年半も暮らしていると、ピラミッドは三角の石だし、ナイル川は多摩川程度にしか思えなくなっておりました(爆)。

 

そんな、ゾンザイなナイル川への見識を改めるべく、源流スポットを求めて行くと、どうやら船に乗るとのこと。

船着き場は観光用のショップでにぎわっていて、傍らではアフリカンなダンスも見られます(写真を撮る際はチップを忘れずに!とダンサーのお姉さんにつよーく言われるけど)

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なんか結構シンプル(?)な船に乗り、途中途中で鳥の説明を受けながらリバークルズ。


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そもそも、源流といえば、岩の間からチョロチョロと綺麗な清流が湧き出て大河になる・・・とか、滝になっている・・・とかいうイメージなのだけど、冷静に考えたらそんな高低差なんてなさそう。

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上流へ向かう事15分。ついに見えてきたのが、源流ポイント。

 

 

ま、まさか・・・。

ナイルの源流って、あの水の中に刺さっている田舎のバス停みたいな看板のこと・・・?

あ、でも観光客らしき人達が群がっている・・・。

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確かに 「The Source of R. Nile(ナイル川源流)」って書いてある・・・(-_-;

 

 そう、ここがナイルの源流ポイントだそうです(爆)。 うーーーーん、星1つ!★☆☆☆☆

 

もう2度と来ることもないだろうからと、船をギリギリまで寄せてもらい、看板の前で写真を撮って帰ってきました。要するにビクトリア湖とナイル川の間の地点をナイルの源流と呼ぶそうです。 ふーん。←感想(笑)

 

気を取り直して、ビクトリア湖畔のレストランでビール片手にランチを頂いてきました。大きな樹の木陰に席を取ったのですが、湖からの風が気持ちよく、こちらはおススメです♪

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ジンジャはカンパラに続く大きな街なんだけど、カンパラに比べたら規模は全然小さくてのんびりしていていい所でした。湖沿いにはレストランやホテルがあって、リゾート気分が楽しめます。(あと何故か刑務所もあるけど)

 

ウガンダの観光ってサファリくらいかと思ってましたが、ビクトリア湖畔もなかなか良いモノでした。

ちなみに、ウガンダ名産ビール「Nile」の工場があるけど、残念ながら工場見学ツアーはやってないそうです。見てみたいような、見たくないような・・・・(笑)。

 

 

 

【業務連絡】

今週(パスポートが戻ってきたら)帰国しまーす。

 


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ランチ事情 [ウガンダでのお仕事]


イースター休暇明けくらいから、テロ脅威の物々しい雰囲気が和らいできました。

CNNのニュースがすっかりイギリスの選挙と、アメリカの大統領選にシフトしたので、ながら見しているこちらも、少し心穏やかになってきました。隣国のケニヤやタンザニアに比べると、国土も政治規模も経済もちんまりとしているウガンダは、思ったよりのんびりと構えているようです。

 

前回もちらりと書きましたが、わたしのいるオフィスは日本で言う都庁みたいなところの一角にあって、セキュリティも結構厳重。裏には国会議事堂があったりするので、そのせいかもしれないけど、敷地のゲートでも、建物に入る玄関でも厳しい所持品チェックとボディチェックがあります。

最近やっとIDカードが支給され、入口にいる警察官ともお友達になり、笑顔であいさつしてくれますが、セキュリティはセキュリティといって、チェックが免除されるわけではない・・・。なので、昼食を食べに出るのも超面倒くさい!

 

そんな中、工事中だったカンティン(職員用の食堂)がやっとオープンしました。

ウガンダのローカルレストランって窓も小さく、暗いのが特徴だけど、オフィスのカンティンは建物の最上階にあって、窓も大きく、部屋全体が明るいので居心地がいい♪

通常のお昼休みは13:00~14:00なのですが、そこは日本ルール適用で12:30くらいから行ってランチを取ります。12:00に行っても料理は出来ていない・・・。

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ウガンダのお料理は「主食」+「メイン」+「サラダ」。主食はバナナ(マトケ)、ごはん、キャッサバ(ポショ)から選べます。もちろん全部取っても良し。メインは、ビーフ、チキン、魚、落花生(お豆)のどれか1つからセレクト。サラダはほうれん草とか、キャベツで日によって変わりますね。

 

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ある日のランチ。

といっても、毎日あんまり代わり映えせず(笑)。

 

日本人は主食が極端に少なく、野菜ばっかりと思われてるみたいです。

他の人のプレートみると、お皿に山盛りに炭水化物が盛られてる感じ(笑)。

 

 

 

 

最初は「なんでここに日本人?」的な雰囲気で、周囲からビックリされていたけど、最近は少しずつ変わってきました。同じ釜の飯理論じゃないけど、同じゴハン食べて、同じ職場にいて、それが普通になってくれるといいなとちょっと思ってます。

 

 

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最近は雨季なのか、曇天続きですが、窓からの景色を眺めつつのランチはちょっとした息抜きの時間です。

 

 


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インドア生活 [ウガンダでのお仕事]


4月3日~6日まで、ウガンダではイースターでお休みでした。

 

ちょうどBilly Oceanがカンパラ市内の高級ホテルでライブをするとの情報でゲットし、おおっ!80年代を満喫しにライブに行って、ついでにホテルに1泊してみようかなぁ~なんて思っていたのです。

・・・が、ウガンダに着いて早々、アメリカ大使館から「テロ警戒情報」が流れてきました。「西洋人を狙ったテロがあるかもしれません。欧米人が集う場所(ホテルやショッピングモール)は避けるように。」との勧告。うむむぅ~。

そうこうするうちに、隣国のケニヤで大学が襲われる事件が勃発。日本ではあまり取り上げられてないけど、ウガンダでも連日紙面のトップだったし、CNNも未だにTop Storyとして毎日報道を続けているほど、被害が大きかったのです。

そして、お休み前日にはとうとうウガンダでもケニヤ同様、学校を狙ったテロがあるかもしれないとのアラートが出てしまい、この4日間はじーっとアパートで過ごしていました。

 

カンパラは他のアフリカに比べて治安も良く、人も何となく穏やかで、昼間は一人で歩いていても(場所は選ぶけど)、特に問題ないところです。わたしの住んで
いるアパートは住宅地の一角で、国際的なドナーのオフィスも近くにあったりして、そこここにガードマンがいるので、かなり安全なところ。

それでも、やはり隣国の惨劇を映像で見てしまうと、ちょっと恐くて、スーパーに買い物に行っても寄り道せずに、ささっと帰って着たり、近所のお気に入りのカフェには西洋人が集うのでちょっと遠慮したりしていました。

わたしは西洋人ではないし、ましてアメリカ人には絶対に間違えられない自信はあるけど(笑)、やっぱりアフリカにいると、外国人として悪目立ちするんですよね。

 

で、この連休は何をしてたのかというと、金曜日と月曜日は東京にいるボスとスカイプ会議・・・(時差6時間のため、朝9時から)。宿題も山積で、テロ云々っていう以前に遊びに行く暇なんてなかったです。しくしく・・・。

仕事の合間に、1月から編んでるショールが全然終わらないので、こちらに持ってきて編んでいたら、ハウスキーパーちゃんが珍しそうに触ってました。編み物なんてウガンダではしないんだろうなぁ。

 

というわけで、インドア生活続きで、楽しい写真が全然ないのだけど。休み前にオフィスにウガンダ族の王様が来た時のお出迎えの様子。ウガンダの正装だそうです。女性のドレスが撮りたかったのに、セキュリティ上、遠くからしか撮れなかった上、ウガンダ族の王様は見れなかった・・・。あうーーー。


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【家族・親戚・お友達の皆様】

うちのオフィスは日本で言う所の、都庁みたいな所なので、セキュリティもしっかりしているし、用心して暮らしてますので、ご安心ください。

 


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3年ぶり [ウガンダでのお仕事]


3年ぶりにウガンダにきています。

海外出張に出るのも、本当に久しぶり。うちの業界で半年も日本にいると、「無職」扱いになり、査定にも大きく響くのですが、出発前の契約更改では会社の上役に「まぁ、こんな年もありますよね」と予想外の優しい言葉をかけてもらい、別の意味でヒンヤリした気持ちで出発しました。何かあるに違いない・・・・、オゾゾゾ・・・(恐)。

 

6か月間も日本にいると、色んな物のネジが飛びますね。特に出張に持って行くべきものとか、準備しなければいけないものなんかも、ちっとも思い浮かばない。そうこうするうちに、例によって別件の締切が立て込み、バタバタの出発劇でした。

父の49日法要を済ませてからと思ったのですが、例によってずさんな扱いで携帯電話をポロリとお墓の玉砂利の上に落っことしたんですね。そしたら、まさかの砂利の角で液晶が全破損!操作不能に陥ってしまったのです。これが出張2日前。

ドコモに泣きつき、代替の新携帯を手配してもらい、受け取ったのは出発当日午後で、同居人に車で空港まで送ってもらう車中で、旧携帯から必死にデータ移行ですよ(泣)。うっ車酔いが・・・・。

 

この不具合で遅れた仕事を取り戻すべく、ながーいフライト(成田→ドバイ→エンテベ)の間にも仕事してたのだけど(ワイン飲みながらですけど)、読み甘くPCをバッテリー駆動させていたら、ドバイまでの飛行機で作業は終わらず、乗り換えのドバイのラウンジでも電源確保できず、北アフリカ上空でバッテリー終了・・・。古い機体のため、座席に電源なし。

6時間の時差を僅かでも埋めたいがために、ウガンダに到着して取り合えず電源とネットを確保したいところだというのに、ホテルに予約は入っておらず、たらい回し。「コンセントとネットのある宿に連れて行ってくれればいいから!」とドライバーに行ってチェックインしたホテルには、エアコンが無く・・・・。汗びっしょりでようやく締切を終える羽目に。

 

おかげで24時間近い飛行機での移動はあっという間でした・・・(爆)。

 

さすがにこの週末は動く気にもなれず、ホテルにすっかりダウンしていたのですが、今週からアパートにお引越しなので、少しは生活も落ち着くはず。全然暑さなれしてないし、少々へばり気味ではあるけど、ウガンダの仕事がゆっくりペースなので、かろうじて何とかなっています。今週はボスも国外でいないし。

ちなみに3年前は北部の田舎町にいましたが、今回は首都・カンパラでの仕事なので、生活のタフさは若干緩和。標高が高いので気候もまずまずです。

 

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お昼に食べたウガンダ料理・KATAGO(カタゴ)。

甘くないバナナとお豆を煮た物。チリをかけて頂く。結構美味しい。

 

でも、夜は自炊するよ~~~。

日本食を段ボール1箱分もってきたからね(笑)。

 

 

 

 


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