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恒例の第九 '15 [たまには音楽でも]


クリスマスイブ直前にタイから無事に帰国したものの、会議やら忘年会やらですっかり忙殺されていました。

気がつけば30日で、大慌てで部屋(とりあえずリビング、廊下と水回り)を大掃除しました。ああぁ疲れた・・・。まだ自室(仕事部屋)が四次元と繋がっているのかと思うほど、散らかりまくってるのですが、ドアを閉めて年明けまで封印する事にしました(爆)。

 

恒例の第九も今年でなんと10回目!何だか驚きと共に、自分の歳もひしひしと感じます。

2015年はお気に入りのNHK交響楽団@NHKホールでした。12月25日だったので、同居人がクリスマスプレゼントにお花をくれたのですが、演者へのプレゼントと勘違いされ、あやうく入り口で没収されそうになりました(笑)。

演奏は、今年9月に首席指揮者に就任したパーボ・ヤルヴィの指揮。とーっても表情豊かで、オーケストラという大きな楽器を前に、腕を大きく広げて自ら音を鳴らしているような、指揮者とオケが一体となった視覚的にも楽しめる演奏でした。近年まれにみる素敵な演奏で、今年は「当たり年!」気分になりました。

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そうそう、ちょっと驚いたというか、今頃初めて知ったのですが、ピッコロって4楽章まで演奏がないんですね!

ちょうどわたしの視線の先にピッコロ奏者がいて、4楽章までじっと動かないので、びっくりしました。

第九10年目にして初めて認識しました(笑)。

 

 

 

毎年、第九を聴きつつ1年を振り返りますが、2015年は色んな事のあった年でした。個人的な今年の1文字は『忙』かなぁ。1月に父が逝き、その後は仕事ばかりで忙しく、心を亡くした1年だったように思います。

そんな中でも、昨年他界した友人の夫クンとは今年は良く食事を一緒にしました。お互い大切な家族を亡くした者同士、会えば良く泣いてましたが、それでも彼が居てくれた事は、家族の次にありがたかったです。

 

 

実はバンコク出張中に死ぬ思い(?)で準備していた新しいプロジェクトが取れてしまいました。父が見守っていてくれているのか、仕事運は好調みたいで、来年も今年に続いて忙しくなりそうです。

 

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バンコクの最強パワースポット、アマリン・プーム。今年不運にもテロによって爆発されましたが、バンコク市民の献身により見事に復活していました。仕事の祈願をしたら、お陰様で叶ったみたい。

2015年は西に引っ張られていましたが、2016年は東の方に飛んでいく予定です。さてさて、どうなりますか・・・・(笑)。

 

 

なかなか更新が思うようにいきませんが、このブログも11年目に突入です。細々とですが、続けていけたらいいなと思っています。

みなさまも良い年の瀬をお過ごしください。全ての人に素晴らしい年明けが訪れますように!

 

 


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帰ってきたよ~! [タイでのおしごと]


長らくブログを放置してしまいました。

11月中旬にウガンダから戻り、月末からバンコクに来ています。ネット接続でうっかりCookieを削除してしまい、ブログのログインアカウントが全く分からなくなる事態に・・・(-_-;

 

さて、ひさ~しぶりにタイでのお仕事となりました!今年最後のご褒美出張です♪

トランジットの隙間でちょいちょい来てはいましたが、久しぶりに腰を落ち着けてのお仕事でウキウキです。最後にタイの仕事をしたのは7~8年前なので、それ以来!「帰ってきたよ~!バンコク~!」と叫びそうです(笑)。

相変わらず、スクンビットのアパートに投宿中ですが、変わったなーと思ったのは、アパートの周りにコンビニ(セブンイレブンとファミリーマート)が増えた事。そして、ちょっと歩いた先にはマックスバリュー(イオンの24時間スーパー)が出来ていた事!ここはもう日本なのかもしれない・・・という錯覚を引き起こします。

うむー、これが先月までいたカンパラと同じ「プロジェクトの出張先」というくくりになるのかと思うとビックリ。 

 

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伊勢丹やCentral Worldのある目抜き通り。うん、間違いなく大都会です。うちの業界の人からすると「タイ=先進国」ですから、メールの末尾に「@バンコク」と入れると、半ばやっかみ的な返事が来ます(笑)。

とはいうものの、せっかくのバンコク出張にもかかわらず、意に反して勝手に入れられた別の国のプロジェクトの仕事がうんざりするくらいあって、前半はアパートに缶詰め状態でした。マネージメントに軽い殺意を抱く・・・!

 

バンコクと言えば「食」も楽しみの1つ。まだ、大好物のプーパッポンカリー(蟹カレー)は食べれていませんが、永遠のファーストフード・カオマンガイ(海南チキンライス)屋さんには行ってきました。

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最近、渋谷と福岡に出店したという、通称「ピンクのカオマンガイ」。プラトゥナム地区にあります。 ウマーい!
※通常はお店のスタッフがピンク色のシャツを着ているのですが、国王のお誕生日だったので、全員黄色のポロシャツ。エプロンのみピンクでした。

1食40バーツ(150円くらい)は変わらずです(タクシー代で100バーツくらいかかってますが・・・) 。せっかくなので、1食はお店で食べて、もう1食はテイクアウトしました。翌日温めて食べても美味しかった~!

 

こういう風にふらりふらりと出歩けるのも、やっぱり良いですね。来月はホテルに軟禁状態になると思われるバングラへの出張を考えると、恐怖におののきそう・・・。いやだ~~~!

 

日本人地区のショッピングモールも思いっきり大きく拡大されていて、遊びに行ったらちょっとお上りさん状態でした。

今年1年の途上国暮らしを忘却の彼方へ追いやってしまう魅惑の街です。せっかくなので、もうちょっとだけ楽しんで帰りたいと思います♪

 

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銀座にもない巨大なツリー。プロンポン駅のエンポリウムは変わらず煌びやかでした~。

 

 

 


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最近のお供 [ウガンダでのお仕事]


ウガンダの首都・カンパラに来てもうすぐ2週間になります。

 

やる事(宿題仕事)を持ち越して来たつもりだったのだけど、キャンセルやらスケジュールの延長やら、クライアントの信じられない長期休暇(笑)などで、はっと気づくと大した〆切も無く、ちょっと肩すかし気味です。

今年は6月くらいから、ずーーーっと忙しくて、慢性的に〆切仕事とメールに追われる日々だったので、何とも言えないこの余裕・・・(笑)。ついつい、無駄にボーっとしていまいます。

 

カンパラではダッカに比べると心ときめくレストランが少なく、もっぱら自炊中心の生活ですが、大きな違いはやはりお酒が自由に飲めること♪ 特に南ア産のお得なテーブルワインがバラエティ豊富で、スーパーに行っても結構楽しいのです♪

 

家飲みのお供は、ここ最近出張先に必ず持って行くオツマミ缶。 ご存知の方も多いかも。

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 『天の橋立 かき燻製オイル漬け』

 1缶に大粒の牡蠣が7~9個くらい入ってます。

 

 スモークされた牡蠣がチーズみたいでウマ~イ♪

 ワインでもウイスキーでも日本酒でも合います。

 

 

牡蠣の漬かっているオイルも香りが良くて美味しいので、今回のようにアパートにいる時は、残ったオイルにマッシュルームとチリとニンニクをいれてアヒージョ風にして頂きます。 もー、ワインとバケットが止まらん♪ オイルはパスタにあえてもヨシ。 

缶詰としては少々お高めなのですが、他社の類似品にくらべるとここのが一番。

 

厳しい住環境(ウガンダとか、バングラデシュ)やハードなプロジェクトの出張だとこういう自分にとって特別好きな食べ物を持って行きます。しんどい時にパカっと開けて、ひっそりと家飲みのお供にします。

 

昨日はウガンダのボスから「想定外」のメールが来て、思いっきり泣き崩れそうになりました(心の中で幾度となくボスの藁人形を燃やしていた・・・。う、病んでいる・・・?)。こういう時に、この「牡蠣療法(?)」で何とか持ち直すのです。他にはとらやの羊羹とか最中なんかも効果あり(笑)。

あと3週間、何とか乗り切りたい所です。

 

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ウガンダは雨季なんだけど、たまーに綺麗な青空が広がります。写真はオフィス近くの官庁街(日本で言うなら霞ヶ関)ですが、樹木が半端なく大きくて、野趣あふれている・・・・。

 

 


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念願の! [たまには音楽でも]


9月の初めに、念願のディオンヌ・ワーウィックのライブへ行って参りました~!イエーイ!

 

お若い方には「だれ、そのおばあちゃん?」て感じでしょうが、わたしの世代にとっては、ソウル時代の立役者の一人と言っても過言ではない・・・、ソウル・シンガーでございます。ホイットニー・ヒューストンの従妹としても有名かな。

30年前のローティーンだった頃、インターネットも無い時代に、洋楽を聞くのは結構難しくて、夜中にやっていた小林克也の「ベストヒットUSA」とか、マイケル富岡がMCをしていた「MTVジャパン」みたいな番組をビデオ録画して、良く見ていました。くー、なつかしいぃ。

ジャニーズ好きの友達に囲まれながらも、中学生くらいの歳から、細々と(孤独に?)洋楽活動をしていたので分野問わず色々聞いてましたね~。ロックやポップスも聞いてたし、ソウルやレゲエも良く聞いてたなぁ。 まぁある意味「雑食」。

 

ディオンヌはその時代に抜群の歌唱力でわたしのハートをキャッチした一人。故ルーサー・ヴァンドロスとのデュオなんて、夜中に泣きながら見てましたね~(笑)。変な中学生だな・・・。

当時はレコード時代だったので、毎朝起きて彼女のレコードに針を落として、支度をする毎日を送っていて、隣の部屋の兄から「そのアルバム聴き飽きた!」とクレームもしばしば(笑)。本当にレコードがすり減るくらい良く聴きましたねぇ。

 

さて、そのディオンヌ・ワーウィックですが、実は2011年にブルーノート東京に来るとの事でチケットを取ったのですが、震災の影響でリスケジュールされてしまい、その後 ま~~~ったくわたしの出張日程と合わなかったのです。毎年、ブルーノートのHPを恨めしく見ていたけど、今年やっと念願叶いましたー!

実はチケットがブルーノートにあるまじき、結構お高い設定で・・・(汗)。彼女の事を知らない同居人には「行かないよね、行かないよね?知らないアーティストだもんね。一人で行っていいよね?」と念押し(笑)。 ほくほくと一人で青山に出かけました。

座席はね~、ステージに上がるときに通るという正面左側のブロックを指定して、運よく最前席に通されたのです。ディオンヌの香水が漂う超近いお席だったので、彼女と目が合ったと信じてマス(笑)!

 

セットリストは、彼女のメジャー曲のオンパレードでした。バカラック中心だったかなぁ。高音はさすがにあまり出ていなかったけど、それでもしびれる歌声でした。 「I'll Never Fall in Love Again」なんて泣いちゃいましたよ。

この日は、ほぼ満席で、会場の雰囲気も暖かい~ムードでしたね。こんなに近くで彼女のパフォーマンスが見れるなんて、ファンにとっては、夢の一夜となりました~♪ 元気なうちに、再来日してほしいな。

 

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写真:ブルーノート東京からお借りしました

 

あとね、ブルーノートはお酒を飲みながら・・・っていうのがイイヨね♪

 

 

 

【オマケ】

わたしの出張スケジュールと全然合わないアーティストがもう1名・コットンクラブにくるサラ・ガザレク(ジャズシンガー)。多少の出張振り替えも厭わない覚悟で、次の機会を虎視眈々と狙ってます(笑)!


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好きになれない。 [バングラデシュでのお仕事]


書こう・書こうと思いつつ、ずーっと書けなかったバングラデシュ滞在記。

久しぶりにネガティブパワー満載で書いてみます(笑)!疲れている人はスルーしてね。

 

9月からバングラデシュの首都・ダッカに来ています。実は6月~7月にも1か月ほど来ていたのだけど、なぜブログに書かなかったというと、ハッキリ言ってバングラデシュが全然 好きになれない からなのです(爆)。直球で行くぜ。

 

今の仕事を始めて20年ですが、バングラデシュは初めて訪れる国。そして、南アジア地域というのも初めて。留学時代にインド系イギリス人の態度に腹が立っていたわたしにとって、南アジア地域にワクワク感は皆無でしたが、まさかこんなに過酷だとは・・・。

 

最初のダッカの印象は、混沌

車窓から眺める外界は、喧噪と交通渋滞。しかも、その交通渋滞っぷりが半端なく酷い・・・。空いていれば車で5分くらいのところにランチに出たら3時間帰ってこれなかった・・・。

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信号があってもかるーく無視(笑)。 歩行者へのリスペクトはゼロ!交通警官は棒を持っていて、車をぺしぺし叩きながら交通整備をする謎のシステムです・・・(爆)。

 

交通量が多くて混雑しているのではなく、みんながみんな、勝手な方向に行こうと自我を通すため、全ての交差点で渋滞が発生しているのです。良くあるパターンは、交差点の真ん中で卍固め(?)のように、4方向からの車が頭を付きあわせてること。

車だけならまだしらず、そこにはリキシャ(人力車の自転車版)、CNG(三輪バイクに座席がついたもの)、バイク、自転車、バス、歩行者が混ざり合ってるのです。

特に、「道を譲る」事が欠乏していて、どの車も「我先に!」と突っ込んでいく。そして挙句、頭を付きあわせて怒鳴り合い、どこか一方が引くのを待つ。すると、引いた車の後ろにいる後車がまた我先に突っ込んでいく・・・。呆れて笑ってしまうほどの交通マナーの悪さ。

 

それは人も一緒で、空港でフォーク型に一列に並んでいると、平然と二列目を作って割り込んだり、横入りしてきたりする。いくら外国人が「この列は1列で並んでるんだ!」と説明しても、全く理解してもらえない。「順番を守る」って事が、まったく通じないし、人に譲るって事もない。あくまでも自分の流儀を通すし、自分が一番早ければ良いシステム・・・。

歩道を歩くと、ホーンを鳴らしながらバイクや自転車が「そこどけ!」くらいに突っ込んできます。ここ歩道ですけど?て感じ。で、車道に降りれば、リキシャと車が同様に圧をかけてくる・・・(涙)。歩く=階級の低い人=轢いても良いくらいに思ってるんだろうか・・・。こんなに虐げられているのに、今度は物乞いが手を伸ばして着いてくる・・・。これ以上わたしから、なにが欲しいんだ!

 

それが文化であり、風習なのかもしれないけど、こちらもそんな事ばかりされていれば、性格も人相も悪くなる・・・(笑)。

仕事柄、色んな所にいったし、貧しいと言われている場所も色々廻ったけど、ウガンダの田舎だってみんな順番を待って井戸で水汲みしていたし、インドネシアの僻地だって、歩行者には道を譲ってくれました。 どんなところにも必ず秩序ってものが感じ取れたのです。

それがここには全くない (ように見えるだけかもしれないけど)。知人は「民度が低い」という表現を使っていたけど、教育不足なのか、風習だから仕方ないのか分からないけど、そういう無秩序ってわたしにとってイライラさせられるというのが、今回初めて分かりました(笑)。バングラ大好きって方もいるだろうから、個人的意見ですけどね。わたしの周辺大多数は同じ理由でバングラに疲れている・・・。

ただ、ここまで書いておいて言うのもなんだけど、個人個人はとってもいい人達なんです(笑)。うちのアシスタント君でも、秘書のオジサンでも、ホテルのスタッフも。とても礼儀正しくて思いやりに満ちている。という事は、見ず知らずの他人には厳しいのか・・・(笑)。

 

あと、一番ダメなのは、イスラム圏でお酒が飲めない・買えない事(笑)!実はストレスの一番の理由なんじゃ・・・?

今回、初めて酒用スーツケースを買いましたよ~。瓶だと重いので、Hardy's の箱ワイン(5リットル!)を詰めて来ています。

 

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外国人が多く居住するグルシャン地域。オールドダッカや他の場所に比べると数百倍綺麗だというが・・・。写真に写っている黒い塊はスパイダーマンの巣(?)でも、巨大化した貞子(リング)の髪の毛でもありません(笑)。何をどうしたら、電線がこんなホラー的な見た目になるのか・・・。 

 

来週の帰国は待ち遠しいけど、まだあと2回も来なければなりません。

はあああああぁぁぁぁ~(ためいき)。

 

 


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