ツクレポ [インドネシアでのおしごと '08]
最近、年のせいか外食が続くとつらいものがあります(爆)。
和食続きなら幾分大丈夫だと思うんですけど、現地のお料理は油っこいしね。夜の外食は飲みすぎ警報が鳴っている中で、ウコンの力も飲まず(日本に忘れてきた)、暴飲暴食するのがダメなんだと思います。
自制がねぇ・・・もちろん、できれば苦労はないッス(笑)。
先週は本当に良く飲んで食べました。ジャカルタにいると、特にジョグジャでは食べれないものを“食べ溜め”しようとする、冬眠前の灰色熊化現象が体内で起こるんですよね~。
お昼にトンカツ定食なんて食べなきゃいいのに、つい・・・ね。ほら、ブタ貧乏だから(イスラム圏にいるとかかる病気(笑))。豚肉料理を見ると、とりあえず食べておこう・・・なんてね(笑)。
ちなみに、酒貧乏(イスラム圏にいるとかかる病気その2)も良くないの。
そんなわけで、週末は質素な食事に徹していました。
こちらに来てから良くつくるようになったお料理に“トウモロコシの炊き込みご飯”があります。奥は“ゴーヤのサラダ”。
←つくれぽ(Cookpadにある機能)っぽい(笑)。器が無くて、盛り付けがちょっと哀しいけど。
インドネシアで買うトウモロコシが、本当に甘くて美味しいんです♪ 日本のものより小ぶりだけど、お値段も1本20円程度なので、お得感もアリです(笑)。
普通に茹でて、バターとかお塩で頂くのもいいですが、生のトウモロコシを包丁でガリガリ~っとそいで、調味料と鶏肉と一緒に炊飯器に放り込むだけで、シャキシャキした炊き込みご飯が出来上がります。
日本にいれば、浅葱、茗荷、胡麻なんかを散らしてもいいと思う。
インドネシアの短粒米が、やっぱりお味が今ひとつで、炊き込みご飯やお粥、炒飯にしないと美味しくいただけないのもあるんですけどね。
出張中は自分でお料理する方が、身体にとってはいいことなんだけど、贅沢を言えば日本の新米が食べれれば、文句ないんだけどなぁ~(遠い目)。
あ、あと、サンマ・・・(笑)。
【業務連絡】
火曜日から木曜日まで巡業の旅に出ます。携帯電話は繋がりま~す。
セカイの車窓から: Ambarawa蒸気機関車 [インドネシアでのおしごと '08]
巡業(?)から帰ってきました。
ジャカルタでは、かなりディープな食生活(?)だったので、少し体が重たい気がします(笑)。snoritaさんのブログから火がともり、勇気を出して、生牡蠣も頂いたりしてきました。(美味しかった~♪ そして中らなくて良かった~♪(笑))
ヒマを持て余しているので、写真を整理していたら、幾つかアップしそびれたものがあったので、載せていこうかなぁと。
スマランから南に車で1時間行くとあるアンバラワ(Ambarawa)という街には未だに蒸気機関車が一定区間を走ってるのですが、完璧に観光用なので、チャーターベースで運行しています。
7月にちょうど日本からお客さんが見えていたので、せっかくだからと蒸気機関車をチャーターしました。
実はここの蒸気機関車、鉄道マニアには有名だそうで、世界中から乗りに来る人がいるそうです。ちなみに、日本からわざわざ来て、一人でチャーターした人もいるくらい。
片道1時間。同じ線路を往復するので、所要2時間、2車輌セットで300ドル前後です。マニアだったら、安いものかもしれない。でも、旅費を考えると、ちとお高いかな・・・(笑)。
←アンバラワ鉄道博物館
昔の古い機関車が幾つも飾ってあります。
蒸気機関車の他に、トロッコ列車も走っていて(予約不要)、週末は観光客が絶えない人気のスポット。
この日はお天気にも恵まれ気持ちが良かったです。
鉄道マニアじゃないわたしは、周辺に出ている出店を物色。
蒸気機関車を待つ間、焼きトウモロコシやら、サテ(串焼肉)やらを、ひっきりなしにつまんでました(笑)。ビールが無かったのが残念。
↓アンバラワの蒸気機関車。 傾斜地を登るために、線路の間に歯車みたいなのを噛ませて走るようになっています。箱根の登山列車と同じ仕組み。
途中で運転車輌だけUターンします。なんか、機関車トーマスみたいで可愛い。
借りたこの日は、他の団体さんもいたので、うちのチームで1車輌だけ借り切りました。とはいえ、チームと先生合わせても10数名だったので、スマランでお世話になっている方にも声をかけたら、家族も連れて行きたいとおっしゃるので、「どうぞ♪どうぞ♪」とお返事したのです。
で、いざ乗り込むと車輌の中はインドネシア人ばかり。
これは他の団体さんか、別の観光客が混じってるのかと思いきや・・・招待した方の親戚縁者でございました(笑)。
これぞ、That's Indonesia(笑)!
子供達(一体誰の子か全くわからないけど(笑))からお年寄りまで大喜びで、賑やかで楽しいヒトトキでした。
ちなみに、出入り口に立って、背中を向けているのが、ご招待した当人。日ごろは真面目な大学教授なのに、この日は思いっきりはしゃいでいた(笑)。
そうそう、実はジャカルタにいる関係者にも声をかけたところ、スゴーイ鉄道マニア(日本人)が2名釣られてやってきました(笑)。
一人目は、「リュック・キャップ・首からカメラ」で現れた、見た目からして“キテる”感じの年齢不詳男子(おそらく30代)。座る位置は、常に車輌最後列の左窓側(笑)。機関車に揺られながら、その黒目はどこを見ているのか、全く分からなかった(笑)。
この方は、週末になるとジャカルタの鉄道(各駅停車も含む)を乗りまくってるそうです(笑)。
二人目はインドネシアの運輸省にお勤めで、何故か週末なのに運輸省の制服を着て現れました。その意図は・・・、ナント自分で運転するためでした(爆)!(職権乱用疑惑ありデス) 過去の職歴にはJRも含まれる方で、50代とお見受けしました。ズボンのポケットに軍手が入っていたんだけど、もちろん蒸気機関車に薪をくべるためだった(笑)。
後日ジャカルタでお会いしたときに聞いたら、着ていた制服は既製品じゃなく、オーダーメイドだそうです。ちょっと自慢げだった(笑)。
というわけで、蒸気機関車に乗るのも良い体験だったけれど、鉄道オタクを間近で見れて、興味深い1日でございました(笑)。
【お詫び】
コメントが「承認後に表示」になっていました。思いっりのミスでございます(滝汗)。せっかく、お越し頂いたのに、ご不快な思いをさせてしまったのでは?と思っております。大変失礼いたしました。
今後ともよろしくお願いいたしま~す。
静かな週末 [インドネシアでのおしごと '08]
今週はジャカルタ→スマラン→ジョグジャと巡業する予定です。
とりあえず、今日はジャカルタにきていて、久しぶりに同僚Oさんと居酒屋で芋焼酎でも飲もうかと・・・(笑)。やっぱり都会って素晴らしい♪
先週末は良く寝ました(笑)。このまま、冬眠するんじゃないかって思うくらい。
以前、ジョグジャのアパートでは週末でも朝9時にはお掃除が来て起こされると書きましたが、今回はナント!「Don't Disturb」の札がお部屋に準備されていました。
ダメもと(?)でお部屋の外に吊るしておいたら、効き目があったようで、お昼まで邪魔されずに、ぐっすり良く眠れました。シアワセ~♪
というわけで、週末は何をしていたかというと、邪魔されないのをいいことに、ただひたすら惰眠をむさぼっていました(爆)。
疲れがたまっているのか、単に怠けてるだけなのか、ソファに座っていても自然にズルズルっと体が横滑りし、いつのまにか寝てしまうのです。
実は、出張前日に敢え無くサービス停止になってしまった衛星放送会社(Astro)は、未だに復旧の見込みが立たず、テレビが見れません(涙)。
テレビの契約が半年以上なので、わたしはジョグジャにいない間もせっせと契約料は払っていたのに、ジョグジャ入りの前日に停止ってひどくない???
今回はテレビがあるから・・・と思い、DSも、最近趣味で始めた編み物(←意外!)も日本の家に置いてきてしまったので、うまく時間がつぶせずにいます。
無音でいるのが苦手なので、ひとまずiPodを円盤型のスピーカー(JBLのStation Micro)にさしっぱなしで全曲再生していますが、なーんかエンジンがかかりません。
ジョグジャの映画館、なぜかこの時期、シネコンのくせに1本も洋画は上映されず、インドネシア映画ばっかり。いくらヒマでも、言葉の分からないB級映画(←失礼)を見るのはしんどい。
別のホテルにお茶でも飲みに・・・と思うと、雨・雨・雨・・・。もう雨季の入り口なのです。
手持ち無沙汰でネットにつなげようとすると、これまた上手く繋がらず、レストランのHot Spotのサーバーもダウンしている状態。
本を読めば5行くらいでまぶたが半分まで落ちてきます。
そう。 もう、寝るしかないんです・・・(爆)。
今週末までに、現在進めている新しい衛星放送会社(Indovision)と契約できるといいんだけどなぁ~。話によると、Astro契約者がこぞって乗り換えているらしく、デコーダ(機械)の需要が追いついてなくて、待ち状態らしい。
テレビもネットもない静かな生活・・・。何か、良い時間つぶしありませんかね~。アイデア募集です(笑)。
あ・・・、仕事・・・っていうのはNGです(笑)。
脱・疑惑のパスポート [インドネシアでのおしごと '08]
今年3度目のインドネシア出張に突入しました。あと58回寝ないと帰れません・・・(鬱)。
なげーっ!(←お下品)
昨日、ジャカルタ経由で一気にジョグジャまで移動してきたのですが、
朝のNEXの座席がいきなりボスの側だったとか・・・、
機内の座席が愛くるしい(?)お子様達の近くであまり眠れなかったとか・・・、
ジャカルタでのトランジットが飛行機遅れにより異常に待たされたとか・・・、
ジョグジャのアパートのエアコン1機がつかなくて熱帯夜を過ごしたとか・・・、
唯一の娯楽である衛星テレビ放送が会社倒産危機に直面していてサービスを停止しているとか・・・、
・・・・・・(涙)。
不幸のスパイラルに頭からつま先まですっぽりと包まれている気がしますが、唯一の救い(?)は新しいパスポートでした。
10月初めに作ったパスポート(ええ、思いっきり丸顔で、髪の毛はねてました。アンパンマンにタテガミが生えた感じの写真でしたよ。これで10年行くのかと思うと・・・涙がでそうですが(笑))。このお陰で、イミグレがするっと通れたのが感動でした♪イエーイ!
いや、普通の日本人なら、するっと通れるんですよ。
わたしの前のパスポート、どこかのホテルに預けたときに、表紙にホチキスを打たれたため、バーコードの所に小さな穴が開いてたんです。
こんな小さな穴でも機械では読み取れなくなって、日本のイミグレではひっかかるんです。
小さい穴だけに、出入国管理官は気づかず、「あれ?」とか「ん?」とかいいながら、何度も何度も機械を通そうとするんです。が、エラーが出て、いちいちタイプしないといけない。
わたしも、毎回「どこかのホテルに預けたときに、表紙にホチキス打たれてしまって、バーコードに穴が開いてるんです。」と説明すればいいのですが、一瞬躊躇してしまうの。
だって、わたしのパスポート、かなり怪しい感があるんだもん・・・。
以前、3年間に渡ってエジプトの仕事をしていたので、かなりの回数を行き来してたんですが、その度にビザが必要だったので、複数ページに渡ってアラビア語のビザが押されているわけ。しかも、Stay Permit(滞在許可)も何ページも押されてるから、パラパラっと見ると、アラビア語がすごーく目立つ!
そして、ちょうどそのプロジェクトが911があった時期なので、見ようによってはかなり怪しい。
現に、同じプロジェクトで働いていた米国人は、そのビザの多さと時期から、アメリカ出入国時にかなり質問されるらしい。
もちろん、わたしは清廉潔白なんですが(あたりまえ)、そこで饒舌にパスポートにエラーが出る訳をペラペラ説明すると、女・アルカイダに見られる可能性があるかもしれないし、偽造パスポートだと思われるかも・・・!(←考えすぎ)
なので、いつもだまって、イミグレのカウンターで待つことに。もちろん、後ろから「アイツ、なんでこんなに遅いの?なにやってんの?」という、ヒンヤリした空気を背中に感じながら(涙)。
それが新しいパスポートでやっと解放されたのです。ウレヒーっ♪
まだやってるの見たこと無いけど、無人イミグレゲートも通れるんですよね。ICチップ入りだから。早く試してみたいなぁ~。
今回の出張で唯一の嬉しいことでした。
人間、些細なシアワセの積み重ねが必要よね(笑)。
プーラン・カンポン(pulang kampung) [インドネシアでのおしごと '08]
レバラン(断食明けのお祭)が迫っています。
こちらのお役所では、この週末から1週間くらいお休みに入ります。ちょうど、日本のお正月と同じ雰囲気ですね。
この時期は故郷に帰る人が多いです。プーラン・カンポンはインドネシア語で帰省という意味らしい。
ジャカルタにいると、ホテルが入れてくれる新聞は日本語の「じゃかるた新聞」というものなんです。8~10ページくらいのもので、インドネシアのニュースと、日本のニュースが簡単に載っています。あとは、どうでもいい(?)ような記事も多い(笑)。
このじゃかるた新聞によると、レバランのためにジャカルタから約1600万人の人が首都圏を脱出して故郷に戻るということです。
スゲーっ(叫)!
金曜日は本当に民族大移動で道が車でぎっちりでした。クライアントの事務所から、オフィスに戻るのに、通常の倍!1時間以上かかるほど・・・。
みんな先を競って、大移動です。やっぱり、断食明けってテンションもあがるんだろうなぁ。
このお休みに合わせて、在留邦人の方々も日本に帰る人が多いです。ちなみに、わたしの帰国も目前です♪お役所がお休みなので、インドネシアにいても仕事にならないから、プーラン・カンポンします。
この、大移動のおかげで今日(土曜日)のゴルフ場はガラガラ~。気持ちよく、プレーでき、スコアもまずまずでした♪
調子に乗って、そのままスパに直行。マッサージの大半はイビキかいて寝てました(爆)。あー、もったいない。
そうそう、この間、じゃかるた新聞に面白い記事が出てました。
ラマダン(断食月)は、モスリムが夜にたっぷりご飯を食べるそうなので(太りそうだ・・・)、食料品の需要が上がり、値上げするほどらしいです。そこで出てきた悪質業者は、牛の競売で、売る直前に水を大量に飲ませて、体重を増やして、高値でうりさばいて摘発されたということ。
これも立派な食品偽装・・・(笑)。
どこの国にもあるもんなんですね。 ただ、事故米やミルクみたいに、毒物が混入されないだけ、カワイイもんかもしれません(牛はかわいそうだけど)。
モスリムのみなさまに、ハッピー・レバラン!
【ご参考まで】
じゃかるた新聞:http://www.jakartashimbun.com/
パダンでご招待 [インドネシアでのおしごと '08]
パダンの県知事さんのご招待でブカ・プアサに知事公邸に行ったときのお話。
去年のブログでも書きましたが、ブカ・プアサは日の入りと同時にとる食事のこと。モスリムの皆さんが、1日の断食を終え、食べ物や飲み物、タバコなんかを口にできるタイミング。
去年、ジャカルタでブカ・プアサに招待されたときは、いきなりお料理が並んでいたけど、今回公邸に通されて、いきなり並んでいたのは、お水とスイーツ。
夕食前に何故・・・デザート?
と思うけど、断食していた体の血糖値を上げるため、みなさんとりあえず、軽く甘いものを召し上がるらしい。
ナルホド・・・。お酒は出ないとは思っていたけど(当たり前!)、いきなりスイーツで来るとは予想外でした。
みなさん、断食してたのだから、ちょうどいいのかもしれないが、わたしなんて普通に昼ごはんも食べて、夕食前にこんなにガッツリとオヤツをリ食べていいんだろうか・・・?
自問自答してみるけど、「いやいや、せっかくのお心遣いだし。」と、自分をごまかし、ちゃっかりスイーツを頂く(笑)。
ババロアみたいなものから、小豆っぽいものとか、ドライデーツなんかが並んでました。
日本の和菓子と似たような味も多いので、“当たり”を引くとシアワセ♪ ただし、“外れ”を引くと・・・何故か石油っぽい匂いの謎の物体を食べる羽目に(笑)。材料の予測もつかないし、説明を聞いても良く分からなかった・・・。
ある意味、ロシアンルーレット・スイーツでした(笑)。
スイーツやお水を口にして、一息つくとお祈りが始まりました(わたし達は傍観するのみ)。
ユニークだと思ったのは、このラマダン時期だけは、男女一緒の場所でお祈りするということ。普段は男性だけモスクに行って、女性はモスクには行きません。もちろん、お祈りも別々にするらしい。
これは、インドネシア特有のことなのか、それともモスリム一般の常識なのかは未確認です。エジプトにラマダン時期にいたときも、そんな話は聞かなかったような気がするんだけどな~。
女性は、お祈りするときに、白いヴェールで身体全身を包んで祈りを捧げるので、この時期だけ、白い格好でモスクに通う女性を良く見かけます。神聖な雰囲気が出てキレイです。
で、若い男女にとっては、この時期モスクが“出会いの場”となるらしいです。
うーん、興味深い!
ジャカルタみたいな大都会はちょっと違うけど、パダンみたいな地方では、こういうタイミングって貴重なんだろうな~と思い、なんか微笑ましく、「みんな幸せになってね~♪」という眼光を投げかけつつ、お祈り姿を拝見しました。
お祈りの後は夕食で、パダン料理が出たんだけど、海が近いのでお魚やイカ、エビがすごーく美味しいの!たぶん、パダンのレストランで食べたのより美味しかったです。
も、もちろん、それなりに辛かったですが・・・(笑)。
夕食後は、楽器の演奏、民族舞踊などが披露されたり、寸劇があったり、かなり大盛り上がりでした。
なんか、とっても素朴で、一生懸命におもてなししてくれるのが印象に残りました。わたしは、短い滞在だったのだけど、うちのチームの仕事を気に入ってくれて、ここまでしてくれるって感激です。
いつも出張に行くたびにブーブー文句ばっかり言ってますが、こうゆう瞬間は本当にありがたく思います。
カミナリが好き [インドネシアでのおしごと '08]
週末に半年振りにゴルフに行きました。正確に言えば、会社の有志によるゴルフコンペに参加してきました。
半年振りとか、運動不足とか、前日友人とワインを3本空けていた・・・とか、全ての諸事情を差し引いても、散々な結果で、涙も枯れ果てるほど・・・(笑)。
そして、オーバースコアのため、罰金まで取られてきました・・・なんつーヤクザな集まりなんだ!
ジャカルタに移動してきた時は、良く雨が降って、雨季の入り口なんだな~なんて思ってましたが、この1週間は全然雨が降らず、日中はかなり気温が上がります。
週末も恐ろしいほどの暑さの上、ゴルフ場がジャカルタの外れ(盆地)だったので、市街よりもかなり高温でした。
終わったら、腕や首に汗による大量の塩が・・・!まさに塩田状態。天然スクラブです(笑)!
そんなわけで、最近雨が恋しいわたしですが、実は雨が降ると、不思議とカミナリを期待していまいます。
今年の夏は日本で雷雨が良くありましたよね~。一度、羽田から帰るバスの中で、遠くに雷雲がうずまいてて、カミナリがピカピカしているのにすっかり心を奪われていた不謹慎なワタクシ。
現場にいる方は大変だったでしょうが、遠くから見える雷雲と稲妻は本当にキレイでした。
8月に2晩続けて夜中にカミナリを伴う大雨が降って、ウキウキしながらカーテンを開けたのですが、カミナリの真下って案外稲妻が見えないんですよね。
フラッシュをたいてるみたいに、周囲が光に覆われるだけなので、 「なんじゃいっ!ゴロゴロうるさいだけなんて、つまらん!」と夜中に逆切れしてました(笑)。
やはり遠くから見たほうがキレイ♪
今いるホテルのお部屋→。
なんと!最上階(23階)なんです。
といっても、別に特別なお部屋じゃなく、普通のスタンダードです。
念のため(笑)。
ただ、壁一面窓ガラスなので、とっても視界良好です。
周りに高い建物がないので、普段はカーテン開けっ放し(笑)。
雨が降ると、大抵遠くで稲妻が光るのが見れて、カミナリ・ウォッチャー(?)としては、抜群のお部屋です。
2度ほど、夜にピカピカしているのを見て、心が和みました。 最近は青空ばっかりでつまらないんですよね~。
で、今購入をかんがえているのがコレ(↓)。
ディスカバリーチャンネルのDVDなので、かなりの映像は期待できそうなんだけど(笑)。
他に、稲妻の映像ってないかなぁ~・・・。(ホント、不謹慎ですみません)
ご当地グルメ:パダン料理 [インドネシアでのおしごと '08]
ジャカルタに移動しました!イエイっ!
でも、またしても風邪っぴきに見舞われていて、楽しみにしていたエステやお買物に繰り出せず、ホテルの部屋でじーっと待機状態が続いています。
どうも、この時期のインドネシアとわたしの喉は相性が悪いらしく、油断すると扁桃腺が腫れてきます・・・。こまったもんです。
本題のパダン料理のお話。
チームのメンバーとジャカルタに戻る前にパダン料理を食べに行ったんですが、ちょうどブカ・プアサ(日の入り時刻で、モスリムの人達が夕食をとること)に重なり、レストランは昼食時の学食みたいに鮨詰でした (写真撮れず・・・無念)!
パダン料理は基本が小皿料理。
今の時期だからだと思うんですが、ブカ・プアサ用に、どのテーブルにもオカズがどわーっと並べて設置されてました。
つまり、席について、飲み物を頼めば、あとはイキナリご飯が食べれる用になってるみたいなの。
なんかね~、周りの雰囲気が、すごーく鬼気迫る感じがするんです。そりゃ、1日飲まず食わずじゃ、そうなるよね。
しかも、基本は手(右手)で食べるので、なんかちょっとすごい・・・。みんな、グワッグワッと食べてく姿が印象的(笑)。
この不思議な雰囲気に呑まれ、わたし達も、せかされるように食べてあっという間に終了でした(笑)。後で、「なんかイマイチ味わってない」感が・・・。
そして、見渡すと、殆どのテーブルが空に・・・。スゲーッ!押し寄せる波のように、あっという間にみんないなくなりました(笑)。
パダン料理のお味って、本当に美味しいんです。アジ○モトの味も弱いし。ちょっと塩がきついかなって思うけど、それは暑い国だからだと思う。
ただね。そんなことは、食事が終わって、口の中が一段落ついて、初めて思うこと。
なぜなら、パダン料理の第一の特徴は、とにかく 激・カ・ラ(辛)!
口から火が出るとはまさにこのこと!バンコクで辛いもの修行(?)をしたはずなのに、ホントに辛くて汗が吹き出ました。
いつもは、飲み物としてフレッシュジュース(砂糖抜き)をお願いするんですが、今回はアボガドジュースにして本当に助かりました。
日本ではあんまり馴染みがありませんが、ここのアボガドジュースはグラスにチョコレートシロップが入っていて、かなり甘めで出てきます。たまにいただくととっても美味しい。
これが今回は大正解。辛さで、口の中が痛くなるくらいのところに、アボガドジュースを飲むと、鎮静作用があります(笑)。パダン料理のときは、お水の他に、ぜひ甘いジュース(マンゴージュースとかもOK)があると良いと思います。
オマケでもう1つ。ホテルの近所で良く行ったのがおそば屋さん。
一緒に出てくるクリアスープをかけていただく、ラーメンみたいなもの。→
インドネシアでは、大抵どこでも食べられる感じのものです。
いろんなパターンがありますが、具が替わるだけで、麺とスープは同じです。辛くもなく、油っこくもなく、サッパリといただけるので、パダン滞在中は何度かお世話になりました。
ただ、このお店も、このオソバ以外は全般的に辛め(笑)。ナシゴレンも、かなり辛い・・・。
一説によれば、ミナンカバウ族は辛くないと食べれないって話もあるくらいですから、オドロキです。ちなみに、ジャワで売ってるサンバル(ケチャップ似のオレンジ色の唐辛子ソース)とパダンで出てくるサンバルは、辛さが大きく違います!
関西と関東のダシが違うのと同じ感覚・・・かな?でも、衝撃はそれ以上・・・。ジャワで食べていたように、サンバルを使うと、お料理が激辛(罰ゲーム)料理に早代わりします。
パダンに行く際は、サンバルの量をお気をつけください。
空に向かってます [インドネシアでのおしごと '08]
パダンに来てから、なんだかずーっとおデコがかゆいのです(笑)。
鏡を見ると、赤いぷつぷつが出来てる・・・。なんだろ、コレ。
韓国で買ったBBクリーム(1本で済むという簡単さに惹かれて出張用に)、成田で買った美白美容液(目先の効果に釣られて即決)、パダンで買ったシャンプー(良く出回っているシリーズだから大丈夫かと思って)。
どれも、日ごろ使っているラインを逸脱して、安易に買ったものに疑惑の目が・・・。
それともパダンの気候が合わないのかな~(笑)。
そんな、パダンの悪口ばっかり書いてちゃいけないので、少しパダンっぽい話を(笑)。
パダンの屋根は空に向かってニョキニョキとしています。
ニョキニョキっていうより、ツンツンしているといった方が合ってるかなぁ~。
これは、ルマ・ガダン(Rumah Gadang)と呼ばれる建築様式で、牛のツノを模したものらしいです。ガイドブックの受け売りなので、ヨロシク!
今では、普通の民家は平たい屋根ですが、官庁のオフィスや、空港みたいなランドマーク的な建物には、この建物様式が使われてます。
あ、あと、パダン料理屋さんにも良くある(笑)。他の都市でこの屋根を見たら、大抵パダン料理のレストランです。コーヒーのパッケージにも良く出てます。
パダンには、ミナンカバウ族(Minangkabau)という民族が多く住んでいて、ちょっと他とはライフスタイルが違うらしい。顕著なところでいうと、男性が女性の家に嫁ぐのが特徴みたいで、家族の財産と子供は全て母親に帰属するんだそうです。うーん、女性からすると、なんかイイ響きだよね(笑)。
聞いたところだと、女性の家がお婿さんを向かえるときには、かなり高額なお金をお婿さんの家に支払うという話もある。
日本だと、名前を継ぐのに、男子誕生が望まれるけど、こっちは逆なので、女の子が生まれると家は安泰・・・みたいな感覚だそうです。 確かにお会いする女性はみんなしっかりしてる感が出てますね~(笑)。
屋根全体はこんな感じ(↓)。実物はきれいなフォルムです!上はオフィスが入っている「県庁」。下はなんだっけ・・・。たしか、公的な建物だったと思います(笑)。
昨夜は県知事公邸でのパーティー(プアサ)に参加してきました。ミナンカバウの踊りや、パダン料理をいただいて、パダン一色な1日でした。そのお話は、また別の記事で!
停電 [インドネシアでのおしごと '08]
最近日本でもゲリラ豪雨によって停電があるみたいですが、インドネシアでも結構日常茶飯事です。
特にスマトラ島はジャワ島よりも停電の頻度が多い気がする!滞在1週間にして、何度も停電になっています。
先日も、翌日に控えた膨大な会議資料を作成中に停電が起こりました。まだ朝の10時過ぎだというのに、しばらく待っても、ちっとも復旧しない。一同、徐々に冷汗。
とりあえず、もう1つあるオフィスに電話すると、そこには電気が来ているということで、必要なものだけ持ってお引越し。
ところが、夜7時くらいを回って終盤戦へ突入したころ、今度はこちらも停電!
やっとデータも揃い、これからガサーっと印刷して帰ろうってときに・・・なんつうこと。
暫く待つと、復旧したので、「よ~し、がんばるべ!」と印刷ボタンを押し、プリンターが回り始めた思ったら、また停電・・・!
日本みたいに、一度復活したら、もう安心なんてことは無く。誰かがブレーカーを上げ下げしてるんじゃないの・・・?と思うほど、ついたり消えたりがずーっと繰り返される。
こんなんだから、プリンターは紙がつまるし、エアコン効果が薄まって部屋は徐々に蒸し風呂に・・・。窓を開ければ雨が吹き込んで資料が飛ぶし、みんな汗だくに・・・。そして、ものすごーく哀しい気持ちに・・・。
しかも・しかも・しかも~。
建物内は真っ暗なのに、建物をライトアップする電気(絶対必要ないダロー!)は煌々とついてるわけです。一体どういう理由で、この建物だけ停電なのか、日本人には全く理解不能。
「あの電力をこっちに回せーぃっ(叫)!」
と、誰も聞き届けてくれない、呪いのオタケビを発しながら、ノートパソコンの液晶明かりを頼りに作業を進める羽目に・・・。みんなPCの明かりに照らされて、かなりの幽霊顔・・・(笑)。
通常だったらホテルに戻って、ビジネスセンターで印刷してもらうというのもありなんですが、ナント!うちのオフィス、パダンの街から車で1時間くらいかかる田舎にあるのです(涙)。
そう、実は片道1時間、毎日2時間も車に揺られながら通勤してたの・・・(腰痛が・・・)。
場所があまりに田舎なのと、唯一あるホテルが、とても生活するのに耐えられるレベルじゃないので、結局この方法がとられていたのです。
なので、気軽にホイホイとホテルに戻ることも出来ず(戻ってもビジネスセンターは終了)、オフィスで不安定な電力に翻弄されながら、資料作りを強行に進め、気がつけば夜9時半。ホテルに戻ったら夜10時半でした・・・。
幸か不幸か、通常夜10時に閉店するホテルのレストランが、ラマダン時期は夜中営業しているので、つべたいビールと、ビミョーな味のお料理を頂くことができたのが唯一の救い(笑)。
こんなに停電が多くて、みんなどうして生活してるんだろう・・・。
わたしって一生、スローライフとかロハスな生活とか出来ない気がする。家電が動かなかったら絶対生きていけないもん(笑)。